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チキチキ・バンバン

タワーリング・インフェルノ

トップガン
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「高松市内ライオン通り商店街にあるからライオンカン」だと思っている人が多いはずだが、創業者が映画館を始めた頃、飼っていたライオンにちなんで名付けたのがライオン館であり、商店街がにぎわいを見せ始めたのはそれ以降なのである。だから映画ファンとしては声を大にして言いたい。ライオンカンがあるからライオン通りなんです!
小さい時から両親に連れられてライオンカンに通っていた僕は、西部劇、戦争映画、恋愛映画のほとんどをここで見た。小学6年生の時の「ミクロの決死圏」、007シリーズ、「海底2万マイル」、中学に入って「荒鷲の要塞」、「チキチキ・バンバン」。「バルジ大作戦」の時は劇場の壁を突き破る形で戦車のポップが展示されていてイヤが上にも気分を高揚させてくれたものである。昭和46年9月にボウリング場になるため閉館する事になった時は、落ち込んでいた僕に映画好きの友人がこう慰めてくれた。「ボウリングは娯楽であっても文化じゃない。けど映画は娯楽であると同時に芸術でも文化でもある。必ずライオンカンは還ってくるで」・・・ 。4年後に劇場として再開した時は彼のこの言葉をしみじみと思い出したものである。それからの20数年間、あいかわらず映画漬けの僕は、毎週のようにライオンカンに足を運んだ。「タワーリング・インフェルノ」「スター・ウォーズ」「エイリアン」から、「地獄の黙示録」「ダイ・ハード」「トップガン」。ぜ〜んぶ、ここで見たのである。名物支配人のS氏と親交を結ぶ事もできたし、平成に入って県下各地にシネコンができてからもライオンカンは僕の心の故郷だったのである。
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