今日子の「勝手に旅マニア」

「勝手に旅マニア」第二弾は、ちょっとだけマニアックな中欧の旅。トルコに先立つこと数ヶ月、これまた2007年の旅でした。パックツアーの定番、チェコ・オーストリア・ハンガリーの3カ国で決行。ちなみにこの3カ国を漢字で書くと・・チェコは「捷克」、オーストリアは「墺太利」or「墺地利」、ハンガリーが「洪牙利」or「匈牙利」となります、難しい!

「偉大なる川の流れ」ボヘミアンな旅
チェスキー・クルムロフの街並

Dobry den! (こんにちは)
オーストリアへのバス移動途中に立ち寄ったのは国境に近いチェスキー・クルムロフという街。南ボヘミアの自然に抱かれた、13世紀中世の面影の残る美しい街です。もちろん世界遺産。(1992年に文化遺産として登録) 個人的に、近年のマイ・ブーム「旅行熱」は、世界遺産の紹介番組に起因するところ大。結構ミーハーですが、生来アクティブでない者にとって行動力の源ともなっているわけで、あなありがたや…。


第2回 「古都 チェスキー・クルムロフ」の巻
  • チェスキー・クルムロフ城
  • S字状に流れるヴルタヴァ川
  • 国内で、プラハ城に次ぐ規模を誇るこの城は、13世紀当時強大な力を誇ったヴィートコヴィツ一族の居城として建設されました。その後は領主の変遷と共に増改築の歴史を重ね、16世紀にはルネサンス様式、18世紀にはバロック、後半ロココ…と手が加えられていきました…とまあ、ガイドブックの受け売りのようですが、確かにどの時代の面影も部分的に残っていて、その複合美が唯一無二の様相を呈しているところがミソ。

    どの街でも基本的に領主の居城は小高いところにあって街全体を一望できます。それにしてもこの街並みの美しさと言ったら!地図で見ると、ぐるーっとS字状に流れるヴルタヴァ川に囲まれているのがわかります。地図の縮尺で見る限りでは全長1kmくらいだから、ゆっくり散策しても楽に見て回れます。
    ちなみにヴルタヴァ川はチェコ語で、ドイツ語では「モルダウ川」。エルベ水系で、昔世界地理で習ったヨーロッパの大きな川の名が、実はところ変われば名前も変わる、ということがわかりました。旅って本当に勉強になるなあ。


    古都散策
    サングラスの女

    私が訪れたこの日(2007年5月13日)はピーカンの晴天で、どこを撮っても絵ハガキ状態。ガイドBOOKでは、初夏のこの時期のチェコの平均気温が14〜5度と聞いていたけれど暑かったですねェ。体感温度は30度?こまめに日焼け止めを塗らないと悲惨なことになりそうで、ツアー仲間もみんな完璧にガード。サングラスも必携です。そういえば、この旅に先立つこと3ケ月、2月にギリシャに行った時も「例年よりかなり春が早い」と聞いたっけ。地球温暖化と季節の前倒し…もはや絵空事ではない恐さを行く先々で実感。

  • チェコの人形1
  • チェコの人形2
  • チェコではいたるところで各種人形を見かけます。伝統的にマリオネットが盛んで、特に中世以降は、他民族による支配の繰り返しの中、誇り高き先住民たちが従来のチェコ語を使った素朴な人形劇の伝統を絶やすまいと伝承に努め、チェコ人の結束を確認し合っていたそうです。お土産ものとして、街のいたるところで人形が売られているだけでなく、本格的な人形劇の公演を見に行く習慣が根付いています。国立マリオネット劇場の十八番の出し物は、モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」です。ちっちゃな子供からおじいちゃんおばあちゃん世代まで、家族で観劇というのが定着している…要は、大衆娯楽の定番として料金が安く見易いように設定されているのです。こういう環境があって観る人がいて、伝統芸能の伝承がなされていくんですね。


    追記…お土産といえば

    お土産と言えば、今年、日本でもボヘミアン・ファッションが流行してますよね。民族衣装もいっぱい売っていたんですが、当時は興味もなく…。うーん、買っておけばよかった!

      次回は、オーストリア「墺太利」の巻。私にとっては奇しくも前年度に続く2回目の来訪となり、ちょっとだけ慣れた(?)首都ウイーン中心街をスッっと闊歩!(…と日記には書いておこう)

    KYOKO‘S劇場 『チェコ篇』これにて、otevreno(オテブジェノ)「閉店」!

    掲載日:2008年7月22日


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