今日子の「勝手に旅マニア」

「勝手に旅マニア」第三弾は2008年10月中旬に訪れたエジプト紀行。数年来の旅行先を地図上で見ると、期せずしてスペインサイドからぐるっと地中海を西進しトルコを経てこの地に辿りついた・・というように見えますが、何より昔から行ってみたい憧れの地であったので期待度MAX。前後に仕分けた仕事の負担もなんのその、勇んで関空を飛び立ったのでありました。
 今回は時系列ではなく『テーマ別』にお送りしてみますね。

“ナイルのたまもの”〜神秘に圧倒される8日間〜  エジプト旅日記その2
第2回 歴史の巻 〜偉大なるファラオ、悠久の時を超えて〜
これぞエジプト!【 アスワン観光 】
ナイル川沿いの地図

今回も地図上で南に位置する有名な地域、建造物等をピックアップします。 旅程中盤のハイライトはアスワンとアブシンベル観光。
旅程の中で、結構な距離を移動して入るアスワンへのコース。19世紀末にイギリスが着工したアスワンダムでは安定した水量が人口増加に追いつかず、更に60年後に、今度はソ連の協力で建設されたのがアスワンハイダムです。・・なんて、懐かしい社会科のおさらいをば。 ※ ダム周辺の写真は原則NG。軍事機密に抵触する部分があるとかないとか?? 海外旅行では、観光地でのカメラOK or NGはガイドさんが言ってくれますが、それ以外でもカメラを向けているだけで威嚇されるケースもあるので要注意;;

ダム湖に併設された発電所

エジプトでビックリ!
バス駐車場に降りたった警官

観光客へのサービスも仕事?

距離の如何に関わらず、我々海外旅行客は何処に行くにも警官に護衛されて動きます。
 最初それを聞いた時は、さすがに「エッ?」「ドキッ」(もしかして、そこまで情勢不安??)とも思いましたが、現地ガイドのムスタファさんによると、1997年の外国人観光客の銃撃事件以降特に警戒を厳しくしたようで、なるほど行く先々に警官やガードマンが常駐しているだけでなく、移動する我々自身にも警官が一緒に同行するシステムになっています。ちなみに観光バスの前後に警備の車が張り付き、護衛されている我々のバスの最前列にも銃を持った警官が座っているという状況;; このものものしい情景も程なく当たり前の感覚になってはきましたが、最初はちょっとビビりましたねェ〈笑〉。
  第一次第二次産業ともに特別な国内産業を持たないエジプトにとって、世界中から訪れる観光客は外貨を落としてくれる大切な大切な存在、ことさら警護を徹底して“安全”を謳っています。

これぞエジプト!【 アブシンベル神殿 】
アブシンベル神殿

これまた旅のハイライトのひとつ、アブシンベル。カイロからは国内便で約2時間30分、アスワンから40分くらいの、砂漠らしい砂漠の中にデーンと広がる巨大な岩窟神殿(大・小2つあり)です。写真が一枚しか掲載できないのが残念;;まさに教科書か絵葉書か!の光景をバックに撮る記念写真は、誰が撮っても「これぞエジプト!」のいい感じに収まりますヨ。ダム建設によって移築を余儀なくされた遺跡ですが、ちゃんと太陽や月の運行に合わせた神殿の構造(窓の高さや角度等)を緻密に割り出している古代人の知恵と技術には驚くばかり。 ※ しかし、ここも本当に暑かった;; 砂地の質は、ルクソールより粒が荒いものでしたが、それでも靴は真っ白;用意周到なツアー仲間はマスクを着用してました、賢い!ドキュメンタリー番組でも撮影していたのでしょうか?外国人カメラマンとクルーがいろいろ機材を持ち込んでいましたが、我々アジア人の映り込む余地はなかったようで(笑)。

ムバラク大統領歓迎の横断幕

今回我々が乗り込んだ時期は、ちょうどエジプトのムバラク大統領の国内遊説?のスケジュールと重なっていたらしく、訪問地の幹線道路は10メートル毎に警官が立っていたり歓迎の横断幕や写真が掲げられていたり・・と、かなり仰々しいと言おうかものものしい雰囲気が。まあ、期せずして珍しい光景に遭遇したということで性格のいい私はポジティブに喜ぼうとしたのですが、笑えないトバッチリに遭ってしまったのです、これが;; なんとなんと、アブシンベル行きの飛行機に乗ろうと立ち寄ったアスワンの空港が、ちょうど大統領のアスワン入りの時間と重なりゴタゴタに巻き込まれ、我々団体分の搭乗予約がごっそりキャンセルになっていたのです、ウソォ〜! 他にも車線規制の渋滞に巻き込まれたりと、ぶっちゃけサンザンでしたが、これも後になったら語り草(笑)名前しか知らなかったムバラク大統領がハンサムだったということもわかったし(笑)(しかし、就任して何期にもなるからもう少し歳とっているハズ。いつの写真なんだろーー?)


 エジプト旅日記―歴史の巻・その2 完
 次回はエジプト生活篇。主な産業は?収入は?エジプトで有名な日本人って?? ちょっと気になる小ネタをいろいろ収集してきましたよ、どうぞお楽しみに!

《ワンポイント・エジプト語講座》
今回もお付き合いいただき・・「シュクラン!」(ありがとう)

掲載日:2008年12月4日


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