 |
【なぜ潮流が発生するのか】
潮流の原因となる潮の満ち引きは月と太陽の引力によって起こり、干潮・満潮の時刻は一般的に西へ行くほど遅くなります。鳴門海峡の南側を基準とすると、紀伊水道〜高知県〜豊後水道〜瀬戸内海〜鳴門海峡の北側(播磨灘)まで約5時間の時間差をおいて干満が進んでいきます。満潮と干潮の入れ替わりには約6時間かかりますので、鳴門海峡を挟んで、北側(播磨灘)と南側(紀伊水道)で干満の時刻がちょうど正反対になります。このため、水面に約2mの段差ができ、水位の高いところ(満潮側)から低いところ(干潮側)へと流れ込むことによって潮流が発生します。さらに鳴門海峡は幅が1.3km程しかなく、狭い海峡に勢いよく水が流れ込むために、より大きな渦巻きを発生させます。
【大鳴門橋と「渦の道」】
大鳴門橋は本州四国連絡橋の神戸〜鳴門ルートに属し、渦潮で有名な鳴門海峡の大毛島と淡路島を結んでいる全長1,629mの長大吊橋です。工事費は約1千億円、昭和60年6月8日に開通しました。
「渦の道」は大鳴門橋の橋桁部分に延長約450mの遊歩道を設けたもので、水面からの高さは45m、床の一部もガラス張りになっており、渦潮や鳴門海峡の景観が一望できます。
|