ふるさとの自然 みずべの風景 海岸は奇岩のギャラリー
海岸は奇岩のギャラリー
竜串海中公園地区は、シコロサンゴ群集等が見られる海中景観と竜串・見残しの海岸地形の優れた自然景観に恵まれた地域です。荒々しい足摺岬の海岸美が男性的とするならば、竜串・見残しの柔らかい砂岩でできた眺めは女性的かもしれません。海中展望塔やグラスボードを利用して海中の自然をまじかに目にすることもできます。

【竜串海岸】
竜串は、約2000万年前の砂岩が長い年月をかけて風蝕・海蝕を受けて生まれた岩の芸術で、地丘の博物館ともよばれています。竜串層(三崎層群)と呼ばれるこの砂岩層は比較的風化しやすく、激しい風や波の浸食作用による蜂の巣構造と呼ばれる特徴的な岩肌をはじめ、大竹小竹、しぼり幕、鯉の滝登りなどの名称で呼ばれる奇岩奇勝が点在しています。
「たつくし」という珍しい名前の由来は、次の3説があるようです。@竜串海岸を上空から見ると竜を串差しにしたように見えるから、という説、Aアイヌ語でツクシ=美しい所という言葉から来ているという説、B竜串にある臥竜山と同じで、竜が臥す→竜臥(たつふし)が竜串(たつくし)に変わったのではないか、という説。みなさんはどれが真実だと思われますか。

【竜串海中公園】
竜串沖の海は黒潮の影響を受けて冬でも15度以下に下がらないことから、熱帯性のサンゴ礁(テーブルサンゴやシコロサンゴ)が数多く生息しています。中でも見残し湾のシコロサンゴ群落は、国の天然記念物に指定されています。その回りを原色豊かなコバルトスズメダイやチョウチョウウオなどの熱帯魚が遊泳する様子は、海の花園と絶賛されています。竜串海中公園は、昭和45年(1970)に日本ではじめての海中公園に指定されました。
 こうした海中の風景はダイバーだけでなく、グラスボートや半潜水中展望船を利用すれば誰でも手軽に観察することができます。

(関連リンク「竜串観光汽船」 http://www.kankosen.ecnet.jp/index.html)

【見残し海岸】
見残しという珍しい地名は、弘法大師ですらあまりの道の厳しさにここを見残したということから名づけられたと言われています。40mにおよぶ化石蓮痕(水流によって形成された学術的に貴重な波の化石)や蜂の巣構造、屏風岩などがあります。約2000万年前(新生代第三紀)に砂や泥が固まってできた、非常に軟らかい竜串層と呼ばれる岩が風雨や波の影響をうけ、岩肌に蜂の巣状に穴があいてできたものです。風と波の自然がおりなす造形美は人々を神秘的な世界に導いてくれます。


製作:株式会社WIZard 製作著作:KSB瀬戸内海放送
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近隣のおでかけスポット

余島周辺マップ
海のギャラリー 海のギャラリーは全国的に知られた地元在住の黒原和男氏の貝類コレクションを展示するために、昭和42年(1967)にオープンした土佐清水市立竜串貝類展示館です。
 建物は貝殻の構造を巧みにとり入れた合掌造りで海を象徴しています。展示品は日本三宝と称されるテラマチタカラ貝、オトメダカラ、日本タカラをはじめとして、1m以上の大型のものから1mm以下の微小なものまで、3千種8万点余りの貝や、貝を用いた装飾品や武具などが展示されています
足摺海底館 竜串の西方にある足摺海底館は、 太平洋を一望に見わたせる海上展望塔と海底散歩が楽しめる海中展望室があります。海中展望室の直径60cmの大きな海中窓からは、テーブルサンゴやシコロサンゴなどの中をソラスズメダイ、チョウチョウウオ等の色とりどりの熱帯魚やクロホシイシモチなどが泳ぐ様子を観察することができます。
高知県立足摺海洋館 高知県立足摺海洋館は、土佐の海と黒潮の魚たちをテーマに、足摺半島沿岸を泳ぐ魚類など、150種・3000匹を飼育展示する水族館です。直径9m、高さ6m、水量380tの海洋水槽にはカンパチ、ロウニンアジなどが回遊しています。ヤドカリの仲間やウニの仲間などの磯の生物を集めたタッチングプールも子供に人気です。

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