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【吉野川の豊かな自然】
水量の豊かな吉野川は、同時に豊かな生態系を育んでいて、源流部から河口部に至るまで動植物の宝庫でもあります。吉野川の河口干潟は、渡り鳥や水生生物の楽園になっています。【近隣スポット「干潟のゆかいな仲間たち・吉野川河口」はこちら↓】(no.8の「吉野川河口」編と相互にリンクしてください)
河口からおよそ15km遡ったところにある第十堰までは、海水と淡水が入り混じる汽水域になっていて、魚の種類が多いことから堰の周辺は絶好の釣り場になっており、釣り人の姿が絶えません。またそれを餌にする野鳥も多く、付近は野鳥保護区域になっていて、四季を通じて多くの種類の野鳥を観察することができます。
【吉野川の治水の歴史と第十堰】
約250年前までは、第十堰付近の吉野川は南から北へ流れていて、現在の旧吉野川が本流でした。徳島藩政府はこの水を徳島城下へ引くために新川掘り抜き工事を行ない、幅八間(約16メートル)の運河を作って、曲がりくねっていた当時の吉野川を真っ直ぐな流れに変えました。ところが、はじめ幅16メートルだった運河は洪水があるたびにどんどん広がり、ついには本流の旧吉野川を上回る大河になってしまいました。これが現在の吉野川です。
一方、現在の鳴門市と徳島市の北部は旧吉野川の豊富な水量によって穀倉地帯となっていましたが、新川掘り抜き以後、旧吉野川や今切川の水が激減したうえ、渇水時には海水が流入して塩害が起きるようになりました。
そこで旧吉野川に水を流すため、石を積み上げて流れをせき止めました。これが現在の第十堰の始まりといわれています。工事は松杭を河床に打ち込み、杭と杭の間に石をつめこんだ蛇籠をはめこんで積み重ねていくという当時としては難工事で、非常な困難と犠牲を払って3年の歳月をかけてようやく完成しました。
その後第十堰は川幅が広がるとともに増築され、また破損、補修を繰り返しながら次第に長くなり、現在では吉野川を斜めに横切って、長さが800m以上もある巨大な固定堰になっています。
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| 技の館 |
技の館は、上板町に伝わってきた藍染や阿波和三盆糖などの製作実演の見学や体験によって、上板町周辺の歴史や文化を学ぶ体験型施設です。
ふれ藍工房では、地元の畑で作られた天然すくもを使って各種技法による藍染めが体験できます。また季節によってはすくも作りの過程の見学や、藍畑のある場所でしかできない藍の生葉を使った藍染の体験もできます。 |
| 田中家住宅 |
田中家住宅は、江戸時代初期の寛永年間(1624〜44)以来この地に代々続いた藍商の家です。南北50m余り、東西40m余りの屋敷地の中には、母屋のほかに、藍納家、土蔵、番屋、宝庫など11棟の建物が並んでいます。これらの建物は江戸末期(安政年間)に建てられて以来、大きな改造もなく今日まで保存維持されており、昭和51年2月に敷地とともに重要文化財の指定を受けました。昭和56年までにすべての建物が建築当初の姿に復元されていて、藍商の全盛時代を彷彿とさせます。 |
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