ふるさとの自然 みずべの風景 海岸は奇岩のギャラリー
海岸は奇岩のギャラリー
愛媛県中部を流れる肱川の支流・河辺川流域にある旧河辺村(現大洲市河辺町)には、現在三嶋橋や帯江橋など8つもの屋根付き橋があります。
この地方でどうして屋根付き橋が数多く作られたかについては、いくつかの理由が考えられています。橋桁の腐食を防ぐためとか、橋の上だけでも雨露をしのげるようにするためなどの理由が考えられますが、屋根付橋は夏の暑さをしのぐ場所として重宝されたようです。夏の厳しい暑さをしのぐには川の上をわたる風が心地良く、屋根付き橋は次第に村の人々が集会を行ったり、農作業時の休息の場として広く利用されるようになったのではないでしょうか。屋根付き橋は、この地域の人々が育んだ文化の象徴とも言えるでしょう。

【御幸の橋】
旧河辺村のある屋根付き橋のうち最も古い御幸の橋は、河辺川の上流である秋知川(しゅうちがわ)に架けられています。この橋は天神社の参道にあって、天神社が初めて祀られた安永2年(1773)に架けられたと伝えられています。約140年前には土佐藩を脱藩する途中の坂本龍馬が天神社に参拝した時に通ったといわれています。現在の橋は、以前の橋が洪水で流されたため、明治19年10月に架け換えたものです。
橋の長さ8.3m、幅3.4mと小ぶりですが、屋根は杉皮葺切妻造り、橋自体は桁がスギ材で、柱、欄干、踏板はケヤキ材が用いていますが、くぎは一切使われていません。昭和45年に愛媛県の有形民俗文化財に指定されています。

【近隣スポット「四国に架かるマディソン群の橋・内子の屋根つき橋」はこちら


製作:株式会社WIZard 製作著作:KSB瀬戸内海放送
Movie 300Kbps Movie 1Mbps
※300Kbpsはどなたでも、1Mbpsはピカラ会員様限定でご覧いただけます。
コンテンツの視聴にはWindowsMediaPlayer9以上が必要です。
ダウンロードはこちら⇒ Get Windows Media Player

近隣のおでかけスポット

余島周辺マップ
坂本龍馬脱藩之日記念館と
「わらじで歩こう坂本龍馬脱藩の道」
坂本龍馬は27歳のとき、武市半平太の率いる土佐勤皇党に加わりますが、土佐藩の改革に見切りをつけて脱藩します(1862年)。坂本龍馬脱藩之日記念館では、その時に龍馬たちが通ったとされる河辺の山道を写真パネルで紹介しながら、脱藩ルートを疑似体験するコーナーなど、工夫をこらした展示によって当時の龍馬の心情をたどることができます。
また毎年9月第2日曜日には、「わらじで歩こう坂本龍馬脱藩の道」のイベントが開催されます。また、前日の土曜日には前夜祭が行われ、龍馬ファンが集います
風の博物館と歌麿館 旧肱川町(現・大洲市)にある風の博物館は、全国でも珍しい風をテーマにした博物館です。世界の風車の実物大模型から風を利用するおもちゃなど、風に関する資料を展示しています。なかでも風洞体験機では風速15mの風を実際に体感することができます。
 また隣接する歌麿館では、地元で発見された浮世絵師・喜多川歌麿の版木や版画を展示しています。また浮世絵ができるまでの過程や彫りや刷りの道具の説明や、当時浮世絵が売られていた絵菓子屋の店頭を再現した「蔦屋耕書堂」もあります。