ふるさとの自然 みずべの風景 海岸は奇岩のギャラリー
海岸は奇岩のギャラリー

製作:株式会社WIZard 製作著作:KSB瀬戸内海放送
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【来島海峡】
本州から四国まで続くしまなみ海道の中で、大島と今治の間の幅約4kmの海峡部分が来島海峡です。来島海峡周辺には多数の島が点在し、美しい多島美を誇っていますが、その一方で、海峡に狭められた潮の速さと、その入り組んだ海底の地形による複雑な潮流のために、古くから「一で来島、二で鳴門、三と下って馬関の瀬戸」と称され、海の難所として知られてきました。
来島海峡は四つの狭い水道からなっていて、潮の流れは最大10ノットにも達し、一日に4回流れの向きを変えます。また、春の満月の日には直径10メートルの八幡渦が発生します。この八幡渦は大浜集落にある八幡神社の大祭の時に島から来たみこしが海を渡る途中、この渦に巻き込まれて沈んでしまったことからこの名前がついたそうです。この海の難所は海の銀座と呼ばれる交通の要所でもあり、一日の船舶航行数も約1000隻近くにもなります。
またこうした刻々と変わる急流、激しい水温差は、身の引き締まったおいしい魚を育てます。海峡の底には岩礁帯と砂底が混在していて、瀬戸内海でも有数の鮮魚の宝庫です。古く藩政時代には、今治に「鯛奉行」が置かれ、幕府に鯛の塩辛や乾鯛を献上したと伝えられています。

【来島海峡大橋】
平成11年に完成した来島海峡大橋は、来島海峡に架かる世界初の3連吊橋です。今治と大島の約4キロを三つの橋で結んでいます。その三つの橋は、もっとも長い来島海峡第三大橋が1570m、第二大橋と第一大橋がそれぞれ1515m、960mあります。第三大橋、第二大橋は世界第14位と15位で、日本国内では明石海峡大橋(世界1位)、南備讃瀬戸大橋(世界10位)に次いで3位、4位の長さです。塔の高さは海面から184mあり、東京タワーの約5分の3にも達します。
来島海峡大橋をはじめしまなみ海道は自転車歩行者道が併設されています。晴れた日、眼下に広がる海を眺めながら歩くのは最高ですよ。

【お勧めサイト-おいでや(今治地方観光協会ホームページ)】


 
 

近隣のおでかけスポット

周辺マップ
今治城 今治城は、関が原の戦いのあと、今治地方を治めた藤堂高虎によって築かれました。この城の特長は、海水を引いた三重の堀で囲まれて、軍港もあったことです。もともとこの地は吹上と呼ばれた砂丘でした。地盤が弱いため、杭を打ち込み、その上に石を並べるという方法が取られています。
現在の今治城天守閣は、丹波亀山城古写真や今治城古写真、貞享・安永の今治城絵図、などを参考にして鉄筋コンクリート造りで再建されています。天守閣内部は、江戸時代の文化資料を中心に展示した郷土歴史民俗資料館になっています。2,3階は歴代藩主着用の甲冑や刀剣類、藩主愛用品、今治城俯瞰図、掛け軸や屏風などを展示しています。4階は阿方貝塚や片山貝塚などからの出土品、唐子台古墳群出土の鏡や勾玉、壷類などの郷土の考古資料を展示しています。
今治市河野美術館 今治市の中心部にある今治市河野美術館は、出版社の代表を務めた故河野信一氏が寄贈した建設資金と美術品によって作られた美術館です。この中には、松尾芭蕉や小林一茶、正岡子規といった俳人・歌人の書画、源平合戦の屏風や絵巻物、喜多川歌麿などの浮世絵、竹久夢二の版画など、平安時代から現代までの絵画、美術品がおさめられています。
愛媛分華館 今治城の北側にある愛媛文華館は、中国・朝鮮・日本の古陶磁器を中心に、茶道具や刀剣、漆工芸品など1500点を収蔵展示する美術館です。
陶磁器は漢時代(約2000年前)から清時代(約250年前)までの中国陶器が中心ですが、中でも唐時代に焼かれた唐三彩と呼ばれる焼物は逸品です。緑・茶・藍の三色で鮮やかに彩られた高さ76センチの三彩馬をはじめ、5点の唐三彩が見所です。