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【四万十川】
四万十川は、高知県の西部を流れる渡川水系の本川にあたる一級河川です。東津野の不入山が源流点となり、四国西南部を大きく蛇行しながら四万十川市中村で太平洋に注ぐ、全長196km、流域面積2270km2にも及ぶ四国第2の川です。本流に大規模なダムが建設されておらず、水がとても澄んでいることから、「日本最後の清流」として知られています。
【四万十川の沈下橋】
四万十川の沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のことです。毎年いくつもの台風が来襲し、降雨量の多いこの地方では、その時期になると四万十川はふだんとは表情を一変させ、凄まじい流量になります。その時に橋が水面から沈まないように高く作るのではなく、水に沈むようにしています。なおかつ欄干をつけると、流木などによって水の流れが悪くなり、さらに川の氾濫に結びつく危険があるため、最初から欄干を造っていないのです。つまり沈下橋は、自然を押さえつけるのではなく、自然と折り合って生きていこうという住民の生活感覚を象徴するものといえます。
緑の山々に青い四万十、そして沈下橋という風景は、もっとも四万十川らしい風景でしょう。四万十川には本流だけで21本、支流をあわせると約40本もの沈下橋があります。沈下橋の規模は大小様々ですが、最大は四万十市の今成橋(通称:佐田沈下橋)、最古のものは昭和10年に架けられた窪川町の一斗俵沈下橋です。この岩間の沈下橋は、四万十川の流れがゆったりと蛇行した中に沈下橋がかかる、最も美しい沈下橋風景といわれています。
【お勧めサイト-四万十川流域振興室】
【近隣スポット「四万十川ほとりのトンボ王国・とんぼ自然公園」はこちら】
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