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宇和島市の背後にそびえる鬼ヶ城山系は,新生代に花崗岩が隆起してできたものですが、海岸線から5km程度の距離に1000m級の山々が連なっているのは全国的にも珍しいことです。 この山系から流れ下る川のうち、目黒川や黒尊川は宇和海ではなく、四万十川に合流して太平洋へと注ぐことになります。目黒川の上流にあたる滑床渓谷(なめとこけいこく)は足摺宇和海国立公園を代表する景勝地で、12kmにおよぶ大渓谷です。滑らかな一枚岩の千畳敷や、平らな岩の上をさらさらと滑るように水が流れる出合滑など、渓谷全体の岩盤が清流で洗い清められ、柔らかな滑らかさがあることから、この名がついたようです。滑床渓谷は,水源の森百選にも選定されています。 渓谷両側に自然探勝道(雪輪ノ滝までの片道約40分)が整備されていて、四季折々の景色を楽しみながら散策することができます。
【千畳敷】
出合滑では、風化した赤い花崗岩の岩肌に不思議な模様を見ることができます。ここは幅20m、長さ150mと千畳敷より少し小さいのですが、写真や絵の絶好の題材になることから多くの人が訪れます。
【出合滑】
赤みを帯びた岩肌から名づけられた紅葉滝は、木々が赤く染まると更にその赤みが増していき、白く泡立つ滝の流れとともに見事な自然の芸術を見せてくれます。
【雪輪ノ滝】
滑床渓谷の中でも一層美しいのが雪輪の滝 (ゆきわのたき)です 。高さ80mの滑らかな岩肌を雪の輪のような水紋を描きながら水流が流れ落ちる様は雄大にして華麗です。実は下から見えるのは滝のごく一部分で、雪輪の滝は全部で5層300mもあります。この滝は日本の滝100選に選ばれています。
【大ー(おおくら)の滝】
上下2段の本格的な滝で、厳冬期には氷瀑となることで有名ですが、雪輪の滝のさらに奥にあり、脚に自身のある方向けのスポットです。 |
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