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徳島県南部の海岸線は美しいリアス式の海岸が多いのですが、そのところどころに穏やかな砂浜があります。その一つである日和佐町の大浜海岸は、ウミガメの産卵地として広く知られているほか、その美しい砂浜は平成6年に日本の渚百選(運輸省(当時))に選ばれました。
日和佐町では、昭和25年に始まった日和佐中学校での海亀研究をきっかけとして、アカウミガメの保護研究及び規制に町ぐるみで力を入れてきました。その成果もあって、5月中旬〜8月中旬にかけて産卵のために毎年70〜120頭のアカウミガメが上陸してきます。
大浜海岸周辺は、うみがめ博物館などの施設も整備されていて、8月中旬〜9月上旬までの毎日曜日の夜に子ガメ放流も見学することができます。
(アカウミガメ)
ウミガメの歴史はずっと太古の時代にまでさかのぼるようです。ウミガメの生態にはまだ謎の部分が多いようですが、アカウミガメは温帯域から亜熱帯域にかけて生息しています。
アカウミガメの上陸は、満月の前後に多くなることが分かっています。これは、アカウミガメが上陸する時には視覚が用いられているためと考えられています。
産卵中のウミガメは、苦しみの涙を流しているように見えます。しかしこれは正確には涙ではありません。これは眼のうえにある塩類線という器官から、飲みこんだ海水の塩類をまとめて排出しているためで、涙のように見えるものは濃縮された塩分なのです。 |
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