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高知県中西部に位置する大方町は、サーフィンやヨットなどのマリンスポーツを楽しむ若者が一年中訪れ、「鯨に会える町」としても知られています。この町には、コンセプトのユニークさから全国的に有名になった「砂浜美術館」があります。
この「美術館」には美術館としての建物はありません。「4kmの砂浜を頭のなかで『美術館』にすることで、新しい想像力がわいてくる」というコンセプトのもと、漂流物展、シーサイドはだしマラソン、Tシャツアート展、らっきょうの花見など、多種多様なイベントが開催されています。その独創性は全国的にも高く評価されていて、高知県内外から大勢の観光客や支援のボランティアが訪れ、その数は年間4万人にもなります。
(Tシャツアート展とシーサイドはだしマラソン)
Tシャツアート展は、応募のあった写真や絵画などをTシャツにプリントし、砂浜に打ち込んだ杭にロープを張り、洗濯物を干すようにTシャツを展示するもので、平成元年に始まりました。応募者にはイベント終了後に潮の香りのついたTシャツが届けられます。開始当初は370点ほどだった応募数は、今では1千点を超えるまでになり、ゴールデンウィーク期間中ということもあって、全国から数千人もの見物客が訪れます。
また同じ頃に行われるシーサイドはだしマラソンは、4キロにも及ぶ入野の砂浜をみんなではだしで走りながら波打ち際で遊んだり、水の感触を楽しんだりできるマラソンです。
(シーサイド・ギャラリー)
毎年お盆の15日には、行く夏を惜しんで花火大会や砂浜投げキッス(釣り大会)、盆踊りなどが行われます。
(漂流物展)
この浜には、太平洋の各地から黒潮に乗っていろいろなものが流れ着きます。普段ならごみでしかないものでも、どこからどうやって流れ着いたのかを考えてみようというイベントがこの漂流物展です。毎年10月上旬に行われます。
(潮風のキルト展)
亜紀も深まった11月下旬には、色とりどりのパッチワーク作品を海の近くの松原に展示する潮風のキルト展が行われます。
【近隣スポット「四万十川ほとりのトンボ王国・とんぼ自然公園」はこちら】
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