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これが盲導犬!

盲導犬がいるから挑戦できたヨット競技

ブラインドセイリング(目が見える人と協力してヨットに乗る競技)が趣味の盲導犬ユーザー杉山さん。
2009年10月31日公開

第5回 潮風を感じて

ブラインドセイリング(目が見える人と協力してヨットに乗る競技)が趣味の盲導犬ユーザー杉山さん。風の動きでヨットの進む方向を決める重要な役割を担当しています。

実はパートナーのユースとの歩行スピードが、ヨットでの風の当たり具合に似ているようで、より正確に風を感じ取れるようになったといいます。
ユースのおかげで色々なことに挑戦できるようになったと話す杉山さん。ユースもいつかヨットに一緒に乗れるといいですね。(提供:瀬戸内海放送 2009年10月OA)

動画を見る


盲導犬と乗り物

第2回のコラムにて、盲導犬ユーザーは盲導犬と一緒に公共交通機関を含むあらゆる施設を利用できることが身体障害者補助犬法により認められている、とお伝えしました。今回は、公共交通機関を利用する場合について、詳しくご紹介します。

盲導犬の運賃は?

盲導犬はペットとは違い、盲導犬ユーザーが同伴する場合に限って乗車でき、運賃はかかりません。ちなみに、小動物のペットは規程内の大きさのケースに入れ、駅や車内でケースから出さないことを条件に有料(JRの場合270円)で持ち込むことができます。

盲導犬は何より、盲導犬ユーザーを駅構内で安全に歩行できるようサポートしています。駅構内は危険がいっぱい。特にホームから転落しないように注意が必要です。

つまり盲導犬としてのお仕事をしているので、盲導犬を含む身体障害者補助犬については、使用者本人が同伴する場合に限って、無料で乗車できるのです。

同じように、バスや船、飛行機の運賃も、盲導犬を含む身体障害者補助犬については無料となっています。

なお、盲導犬でも使用者以外の人が連れているときは、原則として同伴して乗ることはできません。(訓練目的で乗車する場合には、事前に交通機関に許可を得ています。)

バスに乗る盲導犬とユーザー

バスに乗る盲導犬とユーザー


まだまだある乗車拒否

上述の通り、全ての公共交通機関に乗れるはずの盲導犬ですが、タクシーなどで乗車拒否に遭うケースが時々あります。その理由が運転手さんの動物に対するアレルギーだったり、犬に対して恐怖感をお持ちだったりすることもあるでしょう。

そのような時は、自分が犬が苦手であることを盲導犬ユーザーにお伝えいただき、別のタクシーに乗車できるよう、ご配慮いただければ助かります。

拒否することができる場合とはどんなとき?

なお、身体障害者補助犬法では、使用する身体障害者が補助犬の体を清潔に保つことが義務付けられています。そして、補助犬の同伴により当該旅客施設もしくは当該車両等に著しい損害が発生し、又はこれらを利用する者が著しい損害を受けるおそれがある場合、その他やむを得ない理由がある場合は、拒否することが認められています。

そのような場合には、その旨をユーザー本人に伝えて下さい。(なお、犬嫌いなお客様がいるかもしれないから、はやむを得ない理由には該当しません。)

ところで長距離(長時間)の移動の時、トイレはどうしているの?

盲導犬のトイレは、盲導犬ユーザーが排便のおよそのタイミングを把握しており、その犬が我慢しなくても済むような頃合いを見計らってトイレに適した場所に連れて行き、排便の命令をかけて行います。

排便のタイミングはそれぞれの犬によって異なります。長い時間、列車や飛行機に乗る場合は、事前に水や餌を控え目にすることもあります。また、最近では特製のベルトでビニール袋を引っかけて、尿や便を地面に落とさずに採取する排便方法を取り入れている訓練施設も増えています。この方法で駅構内や列車内の多目的トイレなど適切な場所で排便をさせ、施設を汚さずに後始末されるケースも増えつつあります。

長時間の移動の際使用する盲導犬用簡易トイレ

長時間の移動の際使用する盲導犬用簡易トイレ


周囲の皆さんへのお願い

以前、盲導犬が列車の乗り降りをしているとき不意に盲導犬に声をかけられ、盲導犬の気が散って盲導犬ユーザーが列車とホームの隙間に足を踏み外してしまったことがありました。もし駅などで迷っている様子の視覚障がい者を見かけたら、まずは「お困りですか?」「もしよろしかったらお手伝いしましょうか?」「どちらに行かれますか?」と目の不自由な人の方に話しかけてください。なぜなら盲導犬は、当然ながら駅や列車に書かれている行き先や列車種別などの表示を読むことが出来ないのですから。(提供:財団法人日本盲導犬協会)


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