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【わんにゃん生活】医療辞典 犬編

掲載日:2011/08/25

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犬の病気の解説・症状から、原因、治療方法、獣医師からのワンポイントまで紹介しています。



神経系の疾患 循環器系の疾患 血液系の疾患
生殖器の疾患 感覚器系の疾患 運動器系の疾患
皮膚の疾患

神経系の疾患

脳の疾患
【限局性脳疾患】脳外傷

交通事故に遭ったり、落下したり、頭部に強い衝撃を受けると、脳に損傷を引き起こします。その結果、けいれんを起こしたり、意識を失ったり、よろついたりというさまざまな症状がでます。脳の損傷の度合いによって症状も多様ですが、軽微な変化の場合でも獣医師による精密な検査をするのが望ましいでしょう。

主な症状:けいれん・ひきつけ、歩き方がおかしい、失神する

原因:外部からの衝撃

一般的な治療法:外科的処置、点滴、薬物療法

予後・予防に関して:重度の場合は予後不良

獣医師からのワンポイント:CTやMRI検査が必要な場合があります。



【播種性脳疾患】脳炎

ウイルス感染によって脳や神経に炎症が生じ、さまざまな症状があらわれ、死亡する場合も多くあります。また、原因が未だよくわかっていない壊死性髄膜脳炎や肉芽腫性髄膜脳炎などもあります。ウイルスの種類によって、犬ジステンパー、狂犬病、クリプトコックス症などがあります。

主な症状:けいれん・ひきつけ、マヒ、運動障害

原因:ウイルス感染、細菌感染、寄生虫

一般的な治療法:抗生物質の投与

予後・予防に関して:予後は不良

関連する病気:犬ジステンパー、リステリア症、狂犬病、トキソプラズマ症、クリプトコックス症、ネオスポラ症、壊死性髄膜脳炎、肉芽腫性髄膜脳炎

獣医師からのワンポイント:MRI検査と脳脊髄液検査が必要

脊髄の疾患
【脊髄疾患】椎間板ヘルニア

脊髄は、椎骨と椎骨を椎間板という軟骨を介在させてつながっており、この椎間板の働きで背骨の曲げ伸ばしがスムーズにできるようになっています。この椎間板の変性によって一部や全体が背部にはみ出ると、脊椎内にある脊髄神経を圧迫することがあります。この状態を椎間板ヘルニアと呼び、神経の圧迫がマヒや痛みをともない、運動などが困難になります。そのため、触られるのを嫌がったり、歩き方が不自然だったりという症状があらわれます。治療は軽いものであれば薬物投与で、重い場合には手術によってはみ出している椎間板を除去します。

主な症状:痛みを訴える、歩き方がおかしい、マヒ、運動障害

原因:椎間板の変性、外部からの衝撃、過剰運動

一般的な治療法:安静、消炎剤等の投与、外科的処置

予後・予防に関して:激しい運動(ジャンプ、階段の昇降)を避ける、発症しやすい犬種は一才位までにX線検査、筋肉萎縮の予防(リハビリテーション)

獣医師からのワンポイント:犬の椎間板ヘルニアは人とはタイプが違う場合が多く、重症になるケースが多いので、なるべく早く診察を受けましょう。最近はCTやMRIなどの検査が動物でも受けられ診断されることも多くあります。

この病気にかかりやすい犬:ダックスフンド、ビーグル、ウェルシュ・コーギー、ペキニーズ、ボクサー、スカイ・テリア



【脊髄疾患】脊椎の骨折脱臼

骨の関節がずれて外れてしまうことを脱臼といい、犬は交通事故や落下などによって骨折や脱臼を起こしてしまうことがあります。この骨折、脱臼が背骨におきてしまった場合、脊髄が傷つき、神経マヒがおきることがあります。大きな損傷でない場合には予後も通常の生活ができることがありますが、そうでない場合にはマヒが残り、四肢や排便・排尿などの機能に障害がでてしまいます。

主な症状:痛みを訴える、歩き方がおかしい、運動障害

原因:外部からの衝撃

一般的な治療法:安静、外科的処置

予後・予防に関して:損傷の程度によっては予後は良好からマヒが残るケースまで

関連する病気:脱臼・亜脱臼

発作性疾患と睡眠性疾患
【発作性疾患】てんかん

MRI検査で脳の形態的な異常が全く認められない場合でも、突然泡をふいて倒れ、全身をこわばらせてけいれんするいわゆる「発作」を起こすことがあります。発作は通常、数分でおさまりますが、完治するケースは少なく、抗てんかん薬などを投与して発作の回数を抑えていくことになります。

主な症状:口から泡をふく、けいれん・ひきつけ

原因:遺伝的要因、外部からの衝撃、ウイルス感染、細菌感染、寄生虫

一般的な治療法:抗てんかん剤の投与

獣医師からのワンポイント:てんかんの発作が起きたらあわてず、犬を布団などの安全なところに移し、発作が伸びるので極力動物を刺激しないようにしてください。MRI検査が必要

この病気にかかりやすい犬:ボーダー・コリー

循環器系の疾患

心臓の疾患
【先天性疾患】心室中隔欠損症

先天性の奇形で、心臓の右心室と左心室の間にある心室中隔に穴が開いてしまっている病気です。この穴が小さい場合には何らかの症状があらわれることはありませんが、穴が大きく重症のケースでは、元気がない、食欲がない、呼吸困難、咳などの症状がみられます。

主な症状:元気がない、食欲がない、呼吸困難、咳をする

原因:先天的要因

一般的な治療法:症状のない場合は治療の必要なし。症状、発現したら食事療法、利尿剤などの内科的療法、外科的処置

予後・予防に関して:定期検査による早期発見、欠損孔が小さい場合は予後は比較的良い

獣医師からのワンポイント:仔犬のワクチンのときに聴診で発見されることが多い

この病気にかかりやすい犬:ボクサー、柴犬、秋田犬、紀州犬



【先天性疾患】動脈管開存症

通常であれば出生後に閉鎖してしまう大動脈と肺動脈を結ぶ動脈管という血管が残ってしまっている病気です。この血管が残っていると、大動脈と肺動脈の血液が混ざってしまい、さまざまな症状となってあらわれます。重度になってくると、元気がない、食欲がない、呼吸困難、咳などの症状があらわれます。

主な症状:元気がない、食欲がない、呼吸困難、咳をする

原因:先天的要因

一般的な治療法:症状のない場合は治療の必要なし。症状、発現したら利尿剤などの内科的療法、外科的処置

予後・予防に関して:定期検査による早期発見、外科的処置により予後良好。但し、重度になると手術はできない場合がある。

獣医師からのワンポイント:仔犬のワクチンのときに聴診で発見されることが多い。胸に手を当てるだけでも心雑音がわかることがある

この病気にかかりやすい犬:キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、チワワ、ヨークシャー・テリア、マルチーズ、ポメラニアン、シェットランド・シープドッグ、ミニチュア・シュナウザー、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、ニューファンドランド、バセット・ハウンド、ビション・フリーゼなど、雌のほうが雄よりも発生が多い



【先天性疾患】肺動脈狭窄症

肺動脈が生まれつき狭くなっているため、肺に送られる血液が不足し、体内に必要な酸素を送り出すことができない上、心臓には負担がかかる状態です。そのため、呼吸困難や散歩を嫌う、手足がむくむなどさまざまな症状があらわれます。症状が軽い場合には治療の必要がないこともありますが、症状が重い場合には外科的治療が必要になります。

主な症状:呼吸困難、散歩を嫌がる、腹水がたまる、手足がむくむ

原因:先天的要因

一般的な治療法:肺動脈拡張、外科的処置

予後・予防に関して:定期検査による早期発見

関連する病気:心不全、不整脈

獣医師からのワンポイント:仔犬のワクチンのときに聴診で発見されることが多い。

この病気にかかりやすい犬:チワワ、ゴールデン・レトリーバー、ビーグル、ミニチュア・シュナウザー、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ワイヤー・フォックス・テリア、ブルドッグ、ニューファンドランド、バセット・ハウンド、スコティッシュ・テリア、サモエド、チャウ・チャウ



【その他の疾患】心不全

心不全とは、特定の病気をさすのではなく、心臓が必要十分な血液を体内に送り出すことができなくなったことから生じるさまざまな症状の総称です。そのため、その原因も心臓そのものに異常がある場合や、血液の病気の場合などさまざまです。徐々に病気が進行する慢性心不全と、急激に症状があらわれる急性心不全に分けられ、急性の場合には早急に対処しなければ死に至る場合もあります。

主な症状:咳をする、呼吸困難、チアノーゼ、腹水がたまる、手足がむくむ

原因:心疾患

一般的な治療法:利尿薬・血管拡張薬・強心薬などの投与、低ナトリウム食

予後・予防に関して:基礎疾患に対する治療が効果を表す。再発の可能性もあるため定期的な検査が必要

獣医師からのワンポイント:咳が出たり運動したがらなくなったら要注意



【その他の疾患】不整脈

脈拍が一定の間隔を保てなくなることで、心臓を働かせる命令系統に異常が生じた場合に起こりますが、その原因はさまざまです。ごく軽度の不整脈の場合には治療の必要はありませんが、散歩を嫌がる、あるいは失神するなどの症状が見られる場合には治療が必要になることもあります。病名としては、房室ブロック、心房性・心室性早期収縮、心房細動などがあります。

主な症状:散歩を嫌がる、失神する

原因:心疾患

一般的な治療法:基礎疾患に対する治療で改善。抗不整脈薬の継続的な投与

予後・予防に関して:基礎疾患の完治で収束。再発の可能性もあるため定期的な心電図検査、完全房室ブロックにはペースメーカー埋め込み手術が必要

獣医師からのワンポイント:犬は治療の必要のない不整脈もありますが、正確な診断には心電図検査が必要です。病的な不整脈は心電図をとることでわかります。



【その他の疾患】フィラリア症

フィラリアと呼ばれる寄生虫に感染することで発症します。フィラリアは、感染した犬の血を吸った蚊を介して感染糸虫として犬の体内に入り込みます。体内では脱皮を繰り返して成虫になり、血液の循環にしたがって肺動脈にまでたどりつき、そこに寄生します。寄生されると、血管を流れる血流が妨害されるため、ペットの心臓には負担がかかり、呼吸困難や、お腹や肺に水が溜まるなどの症状があらわれ、最悪の場合には死に至ります。他動物も感染しますが、主に犬が感染することが多いです。

主な症状:元気がない、咳をする、呼吸困難、散歩を嫌がる、手足がむくむ

原因:蚊が吸血する際に感染子虫を体内に入れる事による

一般的な治療法:成虫駆除、投薬による対症療法

予後・予防に関して:定期的な予防薬の投与

獣医師からのワンポイント:年に一回の血液検査と予防をしっかりしましょう

血液系の疾患

血液の疾患
【白血病】骨髄性白血病

骨髄に腫瘍が発生し、体を循環する白血球が増加する病態を白血病といい、白血球の中の顆粒球系細胞が増加するものを骨髄性白血病といいます。造血機能をもつ骨髄が腫瘍で占められ、正常に働かなくなり、正常な赤血球、白血球、血小板が減少して貧血を起こしたり、元気がなくなり、熱が出たりします。犬の場合の発生原因は詳しくわかっていません。特に慢性骨髄性白血病の場合には、飼い主が病気に気づくことはなく、病院での血液検査で発見されることが多いです。

主な症状:元気がない、貧血、発熱、腫れがある(リンパ節)

原因:不明

一般的な治療法:抗がん剤の投与、抗生物質の投与

予後・予防に関して:定期検査による早期発見・体力の維持

獣医師からのワンポイント:完治は難しいけれども、内科治療でかなりコントロールできる場合があります。



【白血病】リンパ性白血病

骨髄性白血病が異常な白血球細胞(顆粒球系細胞)が増殖するのに対し、リンパ性白血病では異常なリンパ球細胞が主に骨髄で増殖します。犬などのペットでは骨髄性白血病よりもむしろリンパ性白血病の症例のほうが多く見られます。症状としては、骨髄性白血病と同様です。治療としては、抗がん剤を数種用いたり、放射線治療が施されます。類似疾患にリンパ腫がありますが、この場合はリンパ節などで腫瘍化したリンパ球の塊が形成され、通常は血液中では増加しません。ときにリンパ腫が血液中へ流出する場合があり、これを白血化といいます。

主な症状:元気がない、貧血、発熱、腫れがある(リンパ節)

原因:不明

一般的な治療法:抗がん剤の投与、抗生物質の投与

予後・予防に関して:定期検査による早期発見・体力の維持

獣医師からのワンポイント:完治は難しいけれども、内科治療でかなりコントロールできる場合があります。

生殖器の疾患

雌の生殖器疾患
【子宮疾患】子宮蓄膿症・子宮内膜炎

雌犬の子宮の中に細菌が混入・感染して炎症をおこし、うみがたまったり、内膜が炎症を起きたりする病気です。感染初期は症状がなく、次第におりものなどが見られ、元気がなくなり、食欲不振、発熱などの症状があらわれるようになります。治療でもっとも多いのは卵巣と子宮を摘出する外科的処置ですが、抗生物質の投与などの内科的処置が行われることもあります。

主な症状:おりもの、元気がない、食欲がない、発熱

原因:細菌感染

一般的な治療法:卵巣・子宮摘出、抗生物質の投与

獣医師からのワンポイント:中年以降の避妊手術をしていない雌犬に発症します。



【腫瘍】卵巣腫瘍

卵巣腫瘍は、卵巣にみられる腫瘍で、顆粒膜細胞腫と呼ばれる腫瘍ができることが大半で、犬などのペットには少ない病気です。犬の場合、発生しても良性であることが少なくありません。治療は子宮と卵巣を摘出する外科的処置がなされます。

主な症状:脱毛、食欲がない、腹水がたまる、嘔吐

原因:不明

一般的な治療法:卵巣・子宮摘出、抗生物質の投与

獣医師からのワンポイント:避妊手術で予防できます。



【腫瘍】子宮腫瘍

犬での発症ケースはほとんどありません。子宮の中に腫瘍ができて、外陰部から血が出るようになります。しかし、子宮に腫瘍があるかどうかは診断や検査などでは容易には断定できず、子宮異常により摘出をして初めてわかる場合がほとんどです。

主な症状:出血が見られる

原因:不明

一般的な治療法:卵巣・子宮摘出、抗生物質の投与

獣医師からのワンポイント:避妊手術で予防できます。



【生殖器疾患】乳腺炎

母犬が出産後の授乳期、またはそれ以降にかかる病気で、乳腺に炎症が発生し、乳が熱をもったり、はったり、しこりができたりします。原因としては、仔犬が乳をあまり飲まないで乳がはった状態が続くと細菌などが感染するためです。治療としては、授乳中である場合には授乳を中止し、抗生物質などで内科的処置をします。

主な症状:しこりがある、腫れがある、発熱

原因:細菌感染

一般的な治療法:抗生物質・鎮痛剤の投与

獣医師からのワンポイント:乳腺が腫れ、膿や血が混ざったような液体が乳頭から出ていたらこの病気が疑われます。

感覚器系の疾患

視覚器の疾患
【結膜・瞬膜疾患】結膜炎

細菌やウイルスに感染したり、寄生虫・薬物・化学物質などのアレルギーが原因で発症する原発性結膜炎と、涙の欠乏(レッドアイ)や、目の周囲の異常のよって発症する続発性結膜炎があります。発症すると目やになどの分泌物や目の充血、涙が止まらないなどの症状があらわれます。治療には点眼薬を用います。結膜炎は伝染するため、発症したら他の動物と接触しないようにしてください。

主な症状:目に異常がある(目が赤い)、涙が出る、目やにが多い

原因:ウイルス感染、細菌感染、寄生虫、毒物、薬物、化学物質、砂ぼこり

一般的な治療法:原因となる薬物や砂ぼこりなどの除去、抗生物質・非ステロイド性抗炎症薬・角膜障害治療薬などの点眼

予後・予防に関して:ウイルス予防ワクチンの接種、

関連する病気:ドライアイ

獣医師からのワンポイント:白目が赤い、眼をやたらにこするときは、結膜炎の疑いがあります。



【水晶体の疾患】白内障

原因は遺伝性や老化、糖尿病などで、眼球が白く濁ったり視力が低下したりします。また、若い犬においては遺伝によるものも見られ、糖尿病などに併発して発症する場合もあります。段差につまずいたり暗いところで動かなくなったりするような行動が見られるときは白内障の可能性があり、最悪の場合は失明することもあります。視覚障害がある場合においては手術が必要になります。

主な症状:目に異常がある(目の中が白い)、歩き方がおかしい

原因:老化、遺伝的要因、外傷

一般的な治療法:点眼、投薬、手術などの外科的処置

予後・予防に関して:併発の可能性がある糖尿病の予防、遺伝性の場合は繁殖させない

関連する病気:糖尿病

獣医師からのワンポイント:目の奥が白くにごって見えたり、暗くなると物にぶつかるようなときは、この病気の疑いがあります。

この病気にかかりやすい犬:ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ワイアー・フォックス・テリア、コッカー・スパニエル、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、シェットランド・シープドッグ、シベリアン・ハスキー、ジャーマン・シェパード、ビーグル、パピヨン、プードル、ポメラニアン、ミニチュア・シュナウザー、ミニチュア・ピンシャー、ジャック・ラッセル・テリア、ボーダー・コリー、ニューファンドランド、ボルゾイ、ケアーン・テリア、ビション・フリーゼ、ビアデッド・コリー、ウィペット、バセンジー、チベタン、セター、紀州犬



【その他の疾患】緑内障

眼球の内部に大きな圧力がかかることで視神経や網膜が圧迫され、視力障害が起きます。遺伝などによる原発性のものと、腫瘍や眼内の炎症、水晶体脱臼など二次的に眼圧を上昇させる続発性のものがあり、犬が発症すると目が白く濁ったり、白目が充血するなどの症状や、目の痛みが原因で食欲がなくなったりすることがあります。治療するには眼圧を下げるための内科・外科療法が必要となります。

主な症状:目に異常がある(目が赤い、目がにごっている)、歩き方がおかしい

原因:遺伝的要因、腫瘍、眼内出血、水晶体異常

一般的な治療法:点眼、濾過手術・レーザー手術などの外科的処置

獣医師からのワンポイント:いったん失明してしまうと、元には戻らないことが多いので早期に診察を受けましょう。

この病気にかかりやすい犬:ウェルシュ・コーギー、コッカー・スパニエル、ビーグル、マルチーズ、ミニチュア・ピンシャー、、スカイ・テリア、チベタン・テリア、柴犬、紀州犬

聴覚器の疾患
【耳介疾患】皮膚病

ダニなどの寄生虫や、強い日差しにあたったり、低温のなかに長時間さらされることなどが原因で、しきりに耳をかゆがることが多くなり、耳介にかさぶたができたり耳あかのような分泌物などが見られることがあります。遺伝が起因するものとしては亜鉛の吸収が十分にできない場合に見られる亜鉛反応性皮膚病などがあります。病名としては、疥癬、日光性皮膚炎、凍傷などがあります。

主な症状:耳介の異常、しきりに体をかく、脱毛、臭いがする

原因:寄生虫、体温上昇、体温低下、遺伝的要因

一般的な治療法:原因物質などの除去、抗生物質などの投与、洗浄

予後・予防に関して:寄生虫の駆除、飼育環境の管理・改善

関連する病気:疥癬、日光性皮膚炎、凍傷、耳疥癬

獣医師からのワンポイント:日光による皮膚炎から、癌になることもありますので、早めに診療を受けてください。



【耳介疾患】アレルギー性外耳炎

アレルギー反応を引き起こす物質(アレルゲン)が原因でアトピー性皮膚炎やアレルギー性接触皮膚炎などの過敏症に併発します。点耳薬などの成分によっては長期の投与で発症することもあります。耳介に異変が見られ、場合によっては足の付け根などにも耳と同様に皮膚の異変が見られることもあります。最悪の場合は耳道が閉鎖し聴覚を失うこともあり、耳からの悪臭やかゆがるなどの症状があらわれている際には注意が必要です。耳を清潔に保つことが大切ですが、綿棒などで外耳道などを傷つけないようにしましょう。

主な症状:しきりに体をかく、耳介の異常(耳が赤い、耳がはれている)

原因:アレルギー

一般的な治療法:アレルゲンの除去、抗生物質の投与、外耳道切除

予後・予防に関して:飼育環境の管理・改善

関連する病気:アトピー性皮膚炎

獣医師からのワンポイント:耳の穴が赤くはれて、ひどくかゆがるときは疑いあり。



【中耳疾患】中耳炎

原因の多くは細菌や微生物によるもので、外耳炎を併発することが多くあります。鼓膜が破れたり、腫瘍が原因で発症することもあります。耳介に異変が見られ、場合によっては足の付け根などにも耳と同様に皮膚の異変が見られ、最悪の場合は聴覚を失うこともあります。早めの診断と治療によって回復することが多いですが、十分な治療を行わないと感染が脳などまで達することもあり、死亡につながることもあります。

主な症状:しきりに体をかく、耳介の異常、歩き方がおかしい、散歩を嫌がる

原因:細菌感染、微生物

一般的な治療法:原因物質の除去、抗生物質の投与、外科的処置

予後・予防に関して:飼育環境の管理・改善

関連する病気:線維腫

獣医師からのワンポイント:ほおっておくと、耳がきこえなくなるばかりでなく、内耳まで炎症がすすむと平衡感覚を失って歩けなくなったりすることもあります。

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