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観る・学ぶ
松山市の中心部にそびえ立つ美しい白壁の天守/松山城

掲載日:2013/11/20

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松山市の中心部、標高132mの城山(勝山)に凛としてそびえ立つ松山城。1602年(慶長7年)、関ヶ原の戦いで名をあげた加藤嘉明(かとうよしあき)によって築き始められたこの城は、攻守の機能に優れた連立式天守を構えた平山城として名高い。

明治以降、戦禍などによって小天守をはじめとする多くの建物が消失したが、多くの人の努力によって幾度も復元が行われた。近年では2004年から2006年にかけて「平成の大改修」と呼ばれる修復工事により、美しい白壁の天守が蘇った。

取材日は、木々が色づきはじめた11月中旬。あいにくの小雨模様にも関わらず、たくさんの人で賑わっていた。なぜ、これほどにまで人を惹きつけるのか、その魅力を取材した。

快適ロープウェイでお城まで!

松山城天守に行くには、登城道を徒歩で登る方法もあるが、最も便利なのはロープウェイ。天守一帯はきれいに整備されており、みどころも多いので、道中でなるべく体力を使わないよう、ロープウェイがおススメ。わずか3分弱で快適に八合目まで運んでくれる。


ロープウェイ乗り場に着くと、マドンナたちがやさしい笑顔で迎えてくれる。チケットの買い方や何か知りたいことがあれば、マドンナに聞けば丁寧に教えてくれるので、はじめての訪問でも安心。また、ロープウェイの中でマドンナがお城の案内をしてくれるのもうれしいサービスだ。


このロープウェイ、2013年3月23日にリニューアルされて、5代目のゴンドラになったばかり。16年間運行した先代の4代目に向けて、地元の子供たちから「ありがとう」の絵がたくさん送られており、地域とのつながりが深いことがうかがえる。


また、ロープウェイに併設してリフトも運行中。季節のいい時には、空中散歩を楽しみたい。



「絶景すぎる~!」の叫び声に納得の絶景!

ロープウェイを降りて、立派な石垣を見ながら少し歩くと本丸広場。平日にも関わらずたくさんの人。年配の方もいれば、親子連れや若いカップル、高校生や外国の方まで、幅広い層の人が訪れている。


少し歩いていると、すぐそばから「やば~い!絶景過ぎる~!」の声。ふと目をやると、女子高生らしきグループが、眼下に広がる松山市内の風景を眺めて感嘆の声をあげている。ちょうど降っていた小雨も止み、雲の切れ間から太陽の光が降り注いでおり、まさに絶景!


この本丸広場や天守内では、様々なイベントで来場者を楽しませてくれる。例えば、お正月には城内井戸での「若水(わかみず)汲み」や、羽つきなどの「昔あそび」、松山検番の芸者さんによる「お城の舞」など、どれも人気でたくさんの人が楽しんでいる。



重要文化財の天守は圧巻!

松山城は、日本で12か所しか残っていない、江戸時代以前に建てられた天守がそのまま存在する「現存12天守」のうちのひとつ(ちなみに、松山城のほか、宇和島城、高知城、丸亀城も現存12天守。四国ってすごい!)であり、さらに「日本100名城」にも選ばれている。


天守のある本壇と呼ばれる一帯で最初にくぐる一ノ門は、土日祝限定ではあるが、登城太鼓の響きとともに朝9:00の開門を来場者も一緒に行えるとのこと。少し早起きして開門を体験してみるのも楽しい。ちなみに、お正月は元日の開き初めとして、天守に続く他の門の開門も体験できるそうだ。


天守内には鎧や刀などが展示されていて、外国人の方が興味深そうに見入っていた。天守最上階に登ると、瀬戸内海まで見渡せる一大パノラマに感嘆。しばらく観てても全く飽きない。この天守、年に数日ではあるが、夜間営業も行っているとのこと。チャンスがあれば、レアな天守からの夜景を堪能してみたい。


天守の眺望を堪能した後、少し寒かったので、本丸広場にある「城山荘」で少し休憩。白玉と栗が入ったあったかいぜんざいをいただき、体力復活。



必見!「恋人の聖地」二之丸史跡庭園

松山城には、天守以外にも見どころがいっぱい。なかでも、二之丸史跡庭園は、2013年に「恋人の聖地」として認定されたばかりの注目スポット。


「恋人の聖地」とは、NPO法人地域活性化支援センターが、全国の観光地域の中からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを認定するもの。このNPO、理事にはデザイナーの桂由美さんや華道家の假屋崎省吾さんなど、著名な方も名を連ねている。


二之丸史跡庭園が選ばれた理由としては、和風情緒のある景観に加え、日露戦争時のロシア人捕虜と日本人看護師のロマンスを秘めた金貨が出土したことと、結婚式の前撮りの場所として、年間500件ほどの撮影が行われていることなど、カップルを引きつける魅力があることが評価されてのもの。実際に散策してみると、庭園の美しさは天守とは違った趣があり、カップルならずとも惹きつけられる魅力的なスポットである。




来て見て知って、もっと松山城!

「天守や二之丸史跡庭園など、松山城には魅力的なスポットがたくさんあります。この素晴らしさをもっとたくさんの方に知ってもらうため、『来て見て知って、もっと松山城!』をキャッチフレーズに頑張ります!」と熱く語ってくださったのは、松山城総合事務所の水口さん。ちなみに、水口さんの横に写っているのは、松山城のキャラクター「よしあきくん」。松山城築城400年をお祝いするため、2002年に生まれたよしあきくんは、松山城内のいろんなところで来場者を迎えてくれる。ときどき本丸広場周辺をお散歩しているようなので、運がよければ会えるかも?!


また、水口さんはこう続ける。「松山城には、ボランティアで観光ガイドをしてくださる方や、登城道を清掃してくれる地元の学生さんなど、たくさんの方が携わっていただいています。本当にありがたいことで、頭の下がる思いです。」と。確かに、取材中、観光ガイドの方が気軽に話しかけてくれたり、ロープウェイを降りた時にマドンナが「傘はお持ちですか?お貸ししますよ」と声をかけてくれたりと、心がほんわかすることをたった数時間の間に何回も体験した。


今回の取材を通じて、松山城の魅力は建造物としての素晴らしさだけでなく、そこで働く方やボランティアの方など、たくさんの松山市民の「やさしさ」であると実感した。取材中、すれ違った観光客らしき老夫婦が「ここは天下の名城だなぁ」とつぶやいていたが、恐らく、重要文化財の天守に負けないくらいのおもいやりに触れたからに違いない。


松山市民に愛されている松山城。これからもたくさんの人に支えられながら、ますます愛される存在となっていくに違いない。




※本記事は2013年11月20日取材時の情報です。

スポット情報

住所 愛媛県松山市丸之内1
電話番号 089-921-4873(松山城総合事務所)
URL http://www.matsuyamajo.jp/

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