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龍馬も見ていた!江戸時代の建物が現存する南海の名城/高知城

掲載日:2014/02/14

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幕末、日本の改革に情熱を注いだ人材を数多く輩出した土佐藩の城、高知城。初代藩主の山内一豊によって1601年(慶長6年)に築城が開始され、1603年(慶長8年)に本丸と二ノ丸が、1611年(慶長16年)に三ノ丸が完成した。

1727年(享保12年)、城下町の大火で天守をはじめほとんどの建物を焼失したが、その後の復旧工事により1749年(寛延2年)に天守が再建された。現在の天守はこの時のもので、日本で唯一、本丸の建築群がすべて現存する、江戸時代の姿を今に伝える名城だ。

周辺には高知県庁や高知市役所などが立ち並び、今も昔も「土佐の中心」にそびえ立つ高知城を、梅の花が咲き始めた2月の初旬、取材に訪れた。

高知城の登場人物は、メジャー級がずらり!

高知城に関係する人たちは、歴史にあまり詳しくない人でも一度は名前を聞いたことのあるようなビッグネームが勢ぞろい。まずは、初代藩主の山内一豊と、妻の千代。2006年に放送されたNHKの大河ドラマ「功名が辻」では、千代を主人公として、夫婦の愛情を描いていた。余談だが、山内一豊の読み方は(やまうちかつとよ)が正解だそう。


幕末から明治にかけては、15代藩主の山内豊信(容堂)にはじまり、坂本龍馬や中岡慎太郎、岩崎弥太郎、板垣退助などなど、数えればきりがないほどで、当時の土佐藩は、まさに「スーパースター集団」であった。


先にも述べたように、高知城は一度は焼失したが江戸時代に再建され、その建造物が今も残っている。ということは、土佐藩スター軍団が見ていた高知城は、今、私たちが見ているものと同じってこと!これってすごいことですよね。



山内一豊像 板垣退助像

街中のオアシスは、カップル率高し!

高知城一帯は、高知公園として整備されている。手入れのいきとどいた園内は、街の中心部にありながらも、まるで別世界のような落ち着いた心地よい空間が広がっている。取材中、園内を清掃している方が、通りすがりに「いらっしゃい」と声をかけてくれた。こんな親切な方々が手入れをしている高知公園、ゴミひとつ落ちておらず、本当に美しい。


園内を散策していると、若い方から年配の方まで、カップルで来られている方が多かった。山内一豊と千代の仲睦まじい夫婦愛パワーがみなぎっているのかと思われるほど、みなさん笑顔で楽しそうに散策されていたのが、とても印象的だった。


本丸西にある梅の段では、きれいな梅の花が咲き始めていた。訪れた日は少し時期が早かったので、まだ3~4分咲きだったが、それでもたくさんの方が写真を撮ったり、ベンチに座ってくつろいでいたりと、和やかな風景が広がっていた。



園内風景 梅の花

「高知城を知って欲しい」という熱い想い!

高知城には、お城の案内をしてくれるボランティアのガイドさんがいらっしゃる。この日も来園者にやさしくお城を案内している姿を何度か見かけた。お城のことに大変詳しく、しかも無料で案内してくれるそうなので、お城のことを深く知りたい方にはおススメだ。


ガイドさん以外にも、高知城にはお城のことをもっと知って欲しいという想いが伝わる展示物や案内版がいっぱい。面白かったのは、天守内展示コーナーにある大きなミニチュア。昔の高知の街並みが再現されていて、ぱっと見ただけでも当時の雰囲気が伝わってくるので、小さいお子さまでも楽しく高知城のことが勉強できるようになっている。



案内版 ミニチュア

天守からの眺めに癒されて・・・

充実の展示物を見た後、いよいよ天守に登ってみた。何度も言うが、高知城の天守は江戸時代の姿がそのまま残っている。このようなお城は日本ではたったの12城しかなく、さらに本丸の全部の建物が完全に残っているのは、全国で高知城だけ!とにかくすごいお城なのである。


そんな天守からは、高知市内がきれいに一望できる。しばし昔のお殿様気分に浸った後、天守を出て少し歩くと、高知名物のアイスクリンを売っているおかあさんに出会った。お話を聞くと、冬でもアイスクリンを買い求める人はいるそうで、結構売れているらしい。こちらの売店では、アイスクリンの6段重ね!なんて豪快なメニューもあるようなので、暖かくなったら是非とも挑戦してみたい。



天守からの眺め アイスクリン

美しい日本の四季を感じられる癒しの空間!

春には桜、秋は紅葉、そして冬には梅を楽しむことができる高知公園。また、夏・秋・冬には「夜のお城まつり」や、春には「花回廊」と名した情緒溢れるライトアップイベントなど、季節にあわせて多彩な催しが開催されている。こんな四季折々の美しさを求めて、地元の方や県外からの観光客だけでなく、近年では台湾や韓国など、海外からの来園者も増えているそうだ。


今回取材にご協力いただいたのは、高知城管理事務所の吉本さん。頂戴した名刺のインパクトとは対照的に、温和で丁寧な方だった。ちなみにこの名刺、吉本さんオリジナルだそうで、「渡した方にはとっても好評なんですよ。」と笑って話してくださった。そんな吉本さんからも、「朝の散歩やちょっとしたことでもいいので、四季を感じられる高知公園をもっとたくさんの方に利用してもらいたいです。」との熱いメッセージをいただいた。確かに、こんな街中でありながら、季節の美しさを感じられる場所は、日本中探してもそんなに見つからない。


また、高知公園の素晴らしさは園内の美しさだけではない。チケット売り場でやさしく対応いただいたスタッフの方々や、前述の清掃作業中の方、売店のおかあさんなど、短い取材の間でも、たくさんのやさしい笑顔で迎えていただいた。そんな暖かい人たちに出会えることも大きな魅力だ。


美しい白壁の天守を誇る高知城。その美しさは高知公園を支える人たちのやさしい「おもてなしの心」でますます磨きがかかり、これからも高知の顔のひとつとして、人々を魅了していくに違いない。


※本記事は2014年2月12日取材時の情報です。



吉本さん 名刺

スポット情報

住所 高知市丸ノ内1丁目2番1号
電話番号 088-824-5701(高知城管理事務所)

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