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観る・学ぶ
[19番札所]橋池山 摩尼院 立江寺/徳島県小松島市

掲載日:2018/06/21

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荘厳な本堂を絵天井が彩る

天平19年(747)、聖武天皇の勅願により行基が光明皇后の安産を願いつつ、念持仏として一寸八分(5cm余り)の金の地蔵菩薩「延命地蔵尊」を本尊として堂塔を建立したのが始まりといわれる。

その後、弘仁6年(815)に弘法大師が訪れた際、この像の紛失を危惧し、自ら6尺(約1.8m)の地蔵尊を刻み、小さな金の像をその胸の部分に納めて安置。この時、寺号を立江寺とし、霊場第19番に定めた。

天正年間に兵火で本尊のみを残して焼失した後、阿波藩主・蜂須賀家政公によって再興。昭和49年(1974)にも不慮の火災で本堂などを焼失したが、本尊はまたも奇跡的に難を逃れた。

住所:徳島県小松島市立江町字若松13
電話:0885-37-1019
宿坊:あり(要予約)
駐車場:あり(300円、30台)境内まで徒歩約1分
アクセス:徳島ICから国道55号を南へ。県道28号へ入り、立江郵便局を越えて最初の信号を左折。約30分。JR立江駅から徒歩約5分。
○立江寺~鶴林寺は車で約45分。

(提供:四国旅マガジンGajA)

境内

境内に入ると、すぐ右手に子授地蔵尊がある。行基が光明皇后の安産を祈願して開基したことから安置されたこの地蔵は「子安の地蔵尊」や「立江の地蔵さん」などの愛称で呼ばれ、地元の人たちから親しまれている。

立派な多宝塔をはじめ見どころが多く、特に本堂の天井画は文化財として高く評価されている。

修行大師像は本堂の正面にあり、大師像の足下では先祖供養の経木流しをすることができる。

また、この寺は四国八十八ヶ所霊場の根本道場といわれ、阿波の関所寺でもあったため、邪悪な心の持ち主や、罪を犯した者が訪れると罰が下るとの言い伝えがある。


広い境内だけに見どころも多い。


天井画で知られる本堂は堂々とした佇まい。

御詠歌/いつかさて西の住居のわが立江弘誓の舟にのりていたらむ
本尊/延命地蔵菩薩
真言/おん かかかび さんまえい そわか
宗派/高野山真言宗
開基/行基菩薩


見どころ


黒髪堂
夫がありながら男と不義密通を犯したお京という女は、ある日男を手引きし夫を殺してしまう。自害しきれず四国巡礼を始めた二人が、この寺に辿り着き地蔵尊を拝もうとした時、お京の髪の毛が逆立ち、鐘の緒に巻き上げられた。あわてて懺悔をし命が助かったお京は、その後出家し生涯を終えたという。


観音堂の天井画
昭和49年(1974)の火災で焼失後、昭和52年(1977)に再建された本堂と観音堂の天井は、当時の東京芸術大学の教授や助教授ら40名余りが描きあげた絵で鮮やかに彩られている。賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)と寿老人の像もあり、息災延命などの願いが叶うといわれている。


大師堂は本堂の向かいに位置する。


修行大師像の下で先祖供養の経木流しをする参拝者も少なくない。

スポット情報

住所 徳島県小松島市立江町字若松13
電話番号 0885-37-1019

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