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[20番札所]霊鷲山 宝珠院 鶴林寺/徳島県勝浦郡

掲載日:2018/06/21

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白鶴が運んだ金色の地蔵菩薩伝説

「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」といわれるほど、急勾配な坂を上らねばたどり着けない、八十八ヶ所巡礼の難所として知られる。延暦17年(798)、桓武天皇の勅願により開基された。

この寺には不思議な伝説が残っている。同年、弘法大師がこの地を訪れて修法をしていると、雌雄二羽の白鶴が代わる代わる翼をかざし、金色の地蔵菩薩を守護しながら杉の梢に舞い降りてきた。それを見た大師はすぐに三尺の地蔵菩薩を彫刻し、その胸の部分に、白鶴が運んできた一寸八分の金色に輝く地蔵菩薩を納めて本尊とし、寺号を鶴林寺と命名された。

この地蔵菩薩は国指定重要文化財となっている。

住所:徳島県勝浦郡勝浦町生名字鷲ケ尾14
電話:0885-42-3020
宿坊:あり(休館中)
駐車場:あり(300円、20台)境内まですぐ
アクセス:JR徳島駅から国道55号を南へ。江田町交差点を右折し県道16号を進み、標識に従い左折。約1時間。
○鶴林寺~太龍寺は鷲の里駅まで車で約30分。

(提供:四国旅マガジンGajA)

境内

境内には大師の像を納めた六角堂(地蔵堂)と6体の地蔵尊のほか、忠霊殿、護摩堂などがある。本堂の向かって右には三重塔がそびえ建ち、荘厳な趣を添えている。

また、仁王門の仁王像は、運慶の作と伝えられている。本堂の両脇にはお堂を守るように佇んでいる一対の鶴の像があり、本尊が白鶴に守護されながら降臨されたとされる杉の木は、今でも本堂の向かって左にある。

また、地元の人々から「お鶴さん」と呼ばれ親しまれているこの寺は、勝浦川の麓から登り坂が続く標高500mの山頂に位置しており、付近一帯は自然公園に指定されている。


標高が高いため、澄んだ空気に包まれている。


本堂を守るように一対の鶴が立つ。

御詠歌/しげりつる鶴の林をしるべにて大師ぞいます地蔵帝釈
本尊/地蔵菩薩
真言/おん かかかび さんまえい そわか
宗派/高野山真言宗
開基/弘法大師


見どころ


三重塔
本堂を正面に左手には杉の木、そして、右手上段にあるのが文政6年(1823)、江戸末期に建てられた三重塔だ。この塔は、各層が和様、唐様などそれぞれ異なった建築手法を駆使して造られており、当時の文化をうかがい知る上でも貴重な手がかりとなる重層建築だ。県有形文化財に指定されている。


丁石(ちょういし)
かつて札所までの道のりに1丁ごとに立てられていた丁石は、昔の参道を知る貴重な資料。本堂の本尊の位置を基点として、境内には21基の丁石が残っている。このうち11基の丁石は南北朝時代に建立されたものが今もそのまま残っており、徳島県内の丁石としては最古のもので、国の史跡に指定されている。


細かい彫刻が施された大師堂。


仁王門に納められた仁王像は運慶の作と伝えられる。

スポット情報

住所 徳島県勝浦郡勝浦町生名字鷲ケ尾14
電話番号 0885-42-3020

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