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[26番札所]龍頭山 光明院 金剛頂寺/高知県室戸市

掲載日:2018/08/22

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かつての捕鯨の町を見守る寺

室戸岬から西に進んだところにある行当岬。その背後にある標高約100mの高台に建つ金剛頂寺は、室戸三山の一つとして、通称「西寺」と呼ばれている。

大同2年(807)、嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開基した。その後、嵯峨天皇、淳和天皇の勅願所として栄え、現在の室戸市の大部分を寺領とするが、文明11年(1479)、火災のために本堂を消失する。しかし、すぐに再興し、文明18年(1486)に本堂が建立された際には、盛大に大曼荼羅供養が行われた。

明治32年(1899)には再び火災に遭い、現在の堂宇はそれ以降に再建されたものである。

住所:高知県室戸市元乙523
電話:0887-23-0026
宿坊:あり(要予約)
駐車場:あり(200円、20台)境内まで徒歩約5分
アクセス:芸西西ICから国道55号を室戸方面へ、バス停元橋で左折し、約2km走ると右手にある。約1時間20分。
○金剛頂寺~神峯寺は車で約1時間。

(提供:四国旅マガジンGajA)

境内

約70mほどの石段を上って仁王門をくぐると、広い境内にたどり着く。左手には大師堂、右手には鐘楼があり、正面には堂々たる本堂がある。本堂の横には数々の文化財が収蔵されている霊宝殿が佇む。

また、境内には鯨の霊を供養する碑も建ち、かつて捕鯨で栄えた地の名残を感じさせる。トイレの横を抜けると、室戸岬や太平洋を一望できる展望スペースが広がる。

大師堂が建っているのは、かつて弘法大師と天狗が問答したという場所。天狗を足摺岬に封印した大師は、自らの姿を刻み、この地に残した。そのため大師堂は足摺岬のほうを向いて建っている。


堂々たる風格が漂う本堂は昭和58年(1983)に改築された。


大師堂は「天狗問答」の伝説が残る場所に建つ。

御詠歌/往生に望みをかくる極楽は月のかたむく西寺のそら
本尊/薬師如来
真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
宗派/真言宗豊山派
開基/弘法大師


見どころ


霊宝殿
正倉院を思わせる校倉造りの霊宝殿には、多くの文化財が収蔵されており、事前に連絡すれば見学することができる。収蔵品の中でも、金銅旅壇具、朝鮮高麗時代の銅鐘、平安末期の木造阿弥陀如来像、真言密教伝法の師8人をモデルにした真言八祖像などは国の重要文化財に指定されている。


一粒万倍の釜
大師堂の横にある赤さびた釜は、「一粒万倍の釜」と呼ばれ、弘法大師が三合三勺(約495g)の米を入れて炊いたところ、万倍にも増え、飢えた人々を救ったという伝説を持つ。その近くに生えていた幹がコブに覆われたツバキは「がん封じの椿」と呼ばれ、枯れた後も幹が祀られており、病気平癒を願う人々の参拝が絶えない。


石段は厄坂の名があり、男女の厄年の段には印がある。


がん封じの椿や捕鯨による鯨の供養塔などもある。

スポット情報

住所 高知県室戸市元乙523
電話番号 0887-23-0026

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