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[36番札所]独鈷山 伊舎那院 青龍寺/高知県土佐市

掲載日:2018/08/22

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大師が唐より投げた独鈷がここに

延暦23年(804)に唐に渡った弘法大師は、長安の青龍寺で恵果和尚に真言密教の奥義を授けられた。帰国にあたり大師は、日本にも青龍寺を建立したいと考える。そこで「約束の地に飛んでいけ」という願いを込めて、唐から密教の法具独鈷を東の方角へと投げた。

その後、帰国した大師はこの地の老松に、自らが投げた独鈷が刺さっているのを見つけ、一宇を建立して不動明王の石像を安置。その後、一時衰退したが、土佐二代目藩主山内忠義が、正保年間(1644~1648)に再興した。

しかし、宝永4年(1707)に津波と地震で大きな被害を受けたため、江戸時代末期に再建された。

住所:高知県土佐市宇佐町竜163
電話:088-856-3010
宿坊:なし
駐車場:あり(無料、20台)境内にあり
アクセス:土佐ICから国道56号・県道39号を走り土佐市宇佐町へ。県道23号・47号を走り、案内標識で右折。約20分。
○青龍寺~岩本寺は車で約1時間30分。

(提供:四国旅マガジンGajA)

境内

美しい浦ノ湾を望み、宇佐の大橋を渡って青龍寺へ。本堂までは170段という急で長い石段が続く。石段の脇には愛らしいお地蔵さんが並んでおり、疲れを癒やしてくれる。途中には冷たい水が流れ落ちている行場や、鮮やかな色合いの三重塔などが見える。石段を上ると、大師堂、本堂、薬師堂が一直線に並んだ伽藍配置となっている。

本堂の軒先から内陣にかけては、海上安全を祈願して奉納された絵馬が数多く並び、現在も深い信仰を集めている。本堂前には石のお不動さんがたち、向かいには三十三観音の石像が並んでいる。


石段を上り詰めると、静寂に包まれた本堂が現れる。


近年建て替えられた真新しい大師堂。

御詠歌/わずかなる泉に住める青龍は仏法守護のちかいとぞ聞く
本尊/波切不動明王
真言/のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うん たらた かんまん
宗派/真言宗豊山派
開基/弘法大師


見どころ


三重塔
石段の途中に見える三重塔は平成4年(1992)に建立された。ひときわ鮮やかな朱色が、周囲に生い茂る木々の緑に映えて、思わず目を奪われる。静かな森の中に突如現れるその姿に、多くの人が足を止めて見入ってしまう。また、大師堂も平成に建て替えられ、真新しくも風格漂う造りとなっている。


本堂・木造愛染明王坐像
本堂には本尊の波切不動明王とともに、家庭円満・縁結びにご利益があるとされる愛染明王坐像が安置されている。檜の寄木造りで座高96㎝、逆立った髪に獅子冠をいただき、三つの玉眼をもち、牙をむいた口をしている。肉身部は真紅の彩色が施され、引き締まった肉づき。国の重要文化財に指定されている。


滝の行場には厳かな空気が漂う。


本堂の向かいにズラリと並ぶ三十三観音の石像。

スポット情報

住所 高知県土佐市宇佐町竜163
電話番号 088-856-3010

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