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[77番札所]桑多山 明王院 道隆寺/香川県仲多度郡

掲載日:2018/12/20

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眼なおしの秘仏「二体薬師」の寺

和銅5年(712)、当時の領主・和気道隆が、夜ごと怪光を放つ桑の木で薬師如来の小像を刻み、堂を建てて安置したのが始まり。道隆の子・朝祐は、唐から帰国した弘法大師に師事した。

大師は自ら刻んだ薬師如来の胎内に道隆の薬師如来を納め、本尊とした。一体の像の中にもう一体の像があることから、この薬師如来は腹ごもり薬師、二体薬師とも呼ばれ、50年に一度開帳される秘仏となっている。

また、「眼なおし薬師さま」とも呼ばれ、全国から眼病平癒祈願の信者が訪れる。その由来には、幼少の頃に盲目だった丸亀京極藩の京極左馬造公がこの薬師如来に祈願したところ、全快したという話が残る。

住所:香川県仲多度郡多度津町北鴨1-3-30
電話:0877-32-3577
宿坊:なし
駐車場:あり(無料、30台)境内まですぐ
アクセス:善通寺ICから多度津町市街地に入る。県道21号とのT字路を右折、JR高架橋を越えて進む。約15分。
○道隆寺~郷照寺は車で約15分

(提供:四国旅マガジンGajA)

境内

かつては広大な寺域を誇ったが幾多の戦禍に遭い、現在の諸堂は江戸時代に歴代住職の尽力によって再建されたものである。県道沿いに本堂、大師堂、鐘楼、多宝塔などの伽藍が配置されているが、300mほど離れた畑の中には本坊と護摩堂が残っている。参道沿いには、255体の観音像がずらりと並んでいる。

本堂に向かって右手にある大師堂は寛永7年(1630)に建立したもの。堂の前には、弘法大師と衛門三郎の像がある。納経所は本堂に向かって左側、参道から少しそれたところにある。本堂を左にまわって歩くと、潜徳院殿堂(せんとくいんでんどう)が見える。


参道沿いから本堂脇、裏まで観音像がずらりと並ぶ。


本堂左には、病気平癒の「びんずるさま」が鎮座する。

御詠歌/願いをば仏道隆に入りはてて菩提の月を見まくほしさに
本尊/薬師如来
真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
宗派/真言宗醍醐派
開基/和気道隆


見どころ


びんずるさま
真っ赤な姿が目をひく「びんずるさま」は、釈迦の直弟子であり、自らも1000人ほどの弟子を育てた羅漢の一人。「なで仏」とも呼ばれ、病気の人が「びんずるさま」の像をなで、その手で自分の悪いところをさすると、平癒するといわれている。本堂入り口の左側にあり、誰でも触れることができる。


潜徳院殿堂
「眼科の達人」と呼ばれた京極左馬造公(法名潜徳院殿)の墓。幼少の頃に盲目だったが、薬師如来の御慈悲により眼が見えるようになったため、医学を学び御典医となった。そのことから、ここには全国各地から眼病平癒を願う信者が集まり、堂内には信者による祈願札が数多く奉納されている


大師堂は仁王門をくぐって右手に建つ。


境内には全国ゆかりの観音像255体が祀られている。

スポット情報

住所 香川県仲多度郡多度津町北鴨1-3-30
電話番号 0877-32-3577

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