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[85番札所]五剣山 観自在院 八栗寺/香川県高松市

掲載日:2018/12/20

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皆が親しむ「八栗のお聖天さん」

創建は天長6年(829)、開基は弘法大師。大師がこの山に登り求聞持法を修した際、天より5本の剣が降ってくると共に山の鎮守である蔵王権現の神託を得た。そこで5本の剣を埋めて鎮護としたのが五剣山の名の由来。

また、入唐前に8つの焼き栗を植えて入唐求法の成否を占った。帰国後再び訪れると、焼き栗全てが生長繁茂していたので、寺の名を八国寺から八栗寺に改めた。

以後も山岳修験の場として栄えるが、天正の兵火に遭って焼失。文禄年間(1592~1596)に無辺上人が再興に尽力し、本堂を再建。江戸時代に入り、高松藩主松平頼重・頼豊が諸堂を再建し、松平家祈祷寺と定めた。

住所:香川県高松市牟礼町牟礼3416
電話:087-845-9603
宿坊:なし
駐車場:あり(無料、八栗ケーブル登山口駅に400台)八栗ケーブルを利用(約4分)、山上駅から徒歩約4分
アクセス:高松中央ICから国道11号・県道36号を経由し牟礼町へ。標識に従って進む。約25分。
○八栗寺~志度寺は登山口駅から車で約15分

(提供:四国旅マガジンGajA)

境内

標高375mの五剣山は、地上から剣を突き上げたような形状。八栗ケーブル山上駅から境内へと続く参道を進み、石仏霊場に続く階段を越えれば、朱塗りの鮮やかな多宝塔と共に大師堂が見える。

さらに参道を進むと、正面に聖天堂、右側に葵紋の幕がかかる本堂が建つ。本堂脇の石段は中将坊堂に続き、山岳修験の行場であった名残を留める。また、表参道を上り、二天門から眺める五剣山の景色は圧巻である。

この寺は八十八ヶ所では珍しい歓喜天の霊場としても有名。聖天堂に祀られた歓喜天は霊験あらたかで「八栗のお聖天さん」と呼ばれ信仰されている。


松平家の祈祷寺であったため、本堂の屋根には葵の紋がある。


大師堂の横には十二支の仏像が祀られている。

御詠歌/煩悩を胸の智火にて八栗をば修行者ならで誰か知るべき
本尊/聖観世音菩薩
真言/おん あろりきゃ そわか
宗派/真言宗大覚寺派
開基/弘法大師


見どころ


聖天堂
木食以空上人が後水尾天皇の皇后・東福門院より賜った、日本最古ともいわれる弘法大師作の歓喜天が本尊。高さ約15㎝という小さな黄金像は、50年に一度しか開帳されない秘仏だ。歓喜天信仰は弘法大師が唐より持ち帰ったといわれ、商売繁盛、良縁成就、学業成就のご利益を求めて、多くの参拝者が訪れる。


中将坊堂
讃岐三大天狗の一人である中将坊を祀ったお堂で、本堂横の石段を数十段上ったところに建てられている。天狗は修験者の象徴でもあり、八栗寺が古くからの山岳修験の行場であった名残を今に伝えている。後方の山の中には、岩壁に彫られた磨崖仏(まがいぶつ)も残っているが、危険であるため見学はできない。


大日如来を祀る多宝塔は朱塗りの総檜造り。


山中に祀られていた88の石仏を集めた石仏霊場。

スポット情報

住所 香川県高松市牟礼町牟礼3416
電話番号 087-845-9603

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